ノイズトラブルは非常にやっかいな問題ですが、避けて通れない場面が多々あるのではないでしょうか。ノイズについて、少しの知識を身に付けることで、意外と簡単に対策方法がみつかることがあります。
本セミナーでは、ノイズ対策を進めるにあたって必要となる基礎的な知識を、事例を交えながら解りやすくお話させていただきます。これから対策を始める方はポイントを一通りおさえることができますし、今ノイズ対策を進めている方にとっては確認の良い機会になると思います。ノイズに対する理解を更に深めてみませんか?
【取り上げるテーマ】
・ノイズトラブルと用語の問題
・開閉サージの発生メカニズム
・配電線とインピーダンス
・アイソレーションの有効性
・接地線のインピーダンス
【1】EMC規格をクリアしているのにノイズ障害に見舞われる事はありませんか?この要因の一つに、規格試験と客先との「接地環境の違い」があります。具体的に何が違うのでしょうか?
【2】ノイズトラブルに見舞われた際に、接地抵抗を下げたり接地をいろいろと変更してみる事はありませんか? それによって、ノイズ障害が改善したり、かえって障害が悪化したり、まったく変化しない事もあります。何故そのようなことが起きるのでしょうか?
【3】インバータやサーボ機器の普及に伴い、漏電ブレーカが突然誤作動したことはありませんか? また、通信障害や一過性のノイズ障害が起きたことはありませんか? これらの要因の一つに、我が国の「TT接地方式」が関わっている場合があります。TT接地とは…?
今回のセミナーでは、接地に関する様々な情報を提供し、接地伝説の謎を解きながら、ノイズ対策で最も重要な「グランド」について解説します。