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気候変動時代に求められる「監視・予測・対策」 ~気象観測システムを雷サージ・ノイズから守るには~

製品紹介
2026.07.28

この記事では、ノイズ対策を行う上で知っておきたい基礎的な知識をわかりやすくご説明します。

近年、気候変動の影響により、豪雨や大型台風、記録的な猛暑など、異常気象が各地で発生しています。

こうした自然災害から人命や社会インフラを守るためには、正確な気象データを継続して取得することが欠かせません。

その役割を担うのが、全国各地に設置されている気象観測システムです。

観測施設

気象観測システムは社会インフラを支える重要な設備

気象観測システムは、気温・湿度・風向・風速・降水量・気圧・日射量・積雪量・落雷などを常時観測しています。

これらの観測データは気象予報だけでなく、河川やダムの管理、鉄道・空港の運行判断、農業や産業・商業設備の運用など幅広い分野で活用されているため、高い信頼性と継続稼働が求められます。

気象観測システムの仕組み

屋外設備ならではの課題

一方で、気象観測設備は、山間部や河川、沿岸、港湾、空港、建物の屋上など、自然環境に近い場所から人工物に近い場所まで、様々な屋外環境に設置されています。

そのため、雷サージやノイズにさらされる機会が多くあり、故障や誤動作による観測データの欠損リスクを抱えています。

特に夏季は大気の状態が不安定となり、落雷が急増します。

設備周辺への落雷だけでなく、数百mから数km離れた場所への落雷でも、電源線や信号線を通じて誘導雷サージが観測設備に侵入し、次のようなトラブルが発生することがあります。

  • センサ故障
  • 通信装置故障
  • 制御機器の誤動作
  • 観測データの欠損
  • システム停止

誘導雷の侵入経路

気象観測システムの雷サージ対策

雷対策として、一般的にSPD(避雷器)や耐雷トランスが用いられます。

SPDは電源線や信号線を伝わってくる雷サージを大地へ放電することで機器を保護していますが、SPDだけでは十分に抑制しにくいケースも存在します。

例えば、

  • SPDの放電開始電圧に達しない雷サージ
  • 雷サージの立ち上がりの早い電圧の一部(SPDは動作するまでに遅れ時間が存在します)
  • 逆流雷
  • ノーマルモード(線間)に変換された雷サージやSPDの片利き現象

また、耐雷トランスは電源線を伝わってくる雷サージを遮断することで機器を保護していますが、耐雷トランスだけでは充分に抑制できないケースも存在します。

例えば、

  • ノーマルモード(線間)に変換された雷サージ
  • 高い周波数成分が含まれる雷サージ

気象観測システムの安定運用を支える《ノイズカットトランス

障害波遮断変圧器《ノイズカットトランスは、気象観測システムへの豊富な導入実績を持ち、雷サージや高周波ノイズから重要設備を保護します。

主な特長は次のとおりです。

  • 応答遅れがなく、雷サージを瞬時に減衰
  • 雷サージを1/10,000に低減する優れた減衰性能
  • ノーマルモード(線間)に変換された雷サージにも対応
  • 雷サージ対策とノイズ対策を同時に実現
防雷特性例
近傍の落雷に模擬した 1.2×50(μs)の標準衝撃電圧を加えた時の「NCT-P」の防雷特性例

 

ノイズカットトランス NCTーI4型 ノイズカットトランス NCTーP型 ノイズカットトランス NCTーK型

NCT-I4型

単相
300〜2kVA
50/60Hz
1次電圧 100V or 200V
2次電圧 100V or 200V

NCT-P型

単相
500〜1kVA
50/60Hz
1次電圧 100V or 200V
2次電圧 100V or 200V

NCT-K型

単相/三相
1k〜100kVA
50/60Hz
1次電圧 100V or 200V
2次電圧 100V or 200V

 

落雷シーズン前の点検・対策をご検討ください

夏季は、大気の状態が不安定となり落雷が多発する季節です。

近年、気象データの重要性はますます高まっています。観測機器や通信設備を安定して運用するため、この機会に雷サージ対策を見直してみてはいかがでしょうか。

《ノイズカットトランス》は、重要な観測設備の安定稼働を支え、防災・減災に貢献します。

雷サージやノイズに関するお悩みやご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

《ノイズカットトランス™》製品群


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